研修とは 研修生として

こんにちは、白井です

 

今私が行っている研修

 

そもそも
“研修”
とは何か?
仕事中なんとなく考えていました

 

そんなきっかけは
この記事

https://producer.pocket-marche.com/posts/4828202

 

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僕たち夫婦は、『養鶏トラスト』という企画を通して、人材育成に取り組んでいます。

仕組みはシンプルで…
①賛同者は月額6,000円負担。
②春夏秋冬は賛同者に毎月1回、卵30個を届ける。
※養鶏トラスト終了時には鶏肉も届ける。
③売上は人材育成に再投資する。
※卒業時に刈払機、管理機、播種機、トラクター等、最低限の機械類を譲渡。
※研修生が自分で鶏舎を建設し、自分で鶏を飼育する環境を整備します。

研修の基本方針は、下記の3要素を重視し、「自立力」を身に付けること。
①資金
②信用
③経験

具体的には…
卒業時に最低限の機械類を譲渡することで、初期投資の援助をします。
また、研修日については、時給1000円以上の作業を外注又は紹介することで、資金に充当してもらいます。
また、研修生には、研修生用の鶏舎と田畑を用意し、その鶏舎と田畑で生産した生産物を販売することで、資金を稼ぎます。
研修開始半年から1年の間は、生産量が安定しないため、研修生は春夏秋冬の余剰生産物を販売することができます。
研修生が生産・収穫した生産物の販売については、研修生自身の新規開拓に加え、春夏秋冬の法人客を紹介します。
食品スーパーやネット仲介サービス等、春夏秋冬の信用を研修生に繋げます。
就農がゴールではありません。
自立した営農を継続するためには、資金、信用、経験が必要になります。
研修中に、この3要素を徹底して、繋ぐことが養鶏トラストの狙いです。
以上が、春夏秋冬の人材育成の概略です。
檀上自身の就農及び営農経験に基づき、必要だと感じた事柄を重視しています。

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これは
神奈川食べる通信をきっかけにFacebook
フォローしていた檀上貴史さんという神奈川県の農家さん
が投稿していたものです

 

研修生のための“養鶏トラスト”仕組みづくり

 

研修生が自立して、様々な作業を自分でできるようにと

 

「こんな優しい農家さんがいるとは!?」
と思いました

 

現在行う研修では
最初の3週間の語学研修、10日間ほどの家政研修
以外は座学ナシ、配属農場での実習のみ

 

研修生とはいえ、1労働者であるため
自分自身から学びを取りにいかなければならない
というより

 

極端に言えば
「あなたにそんな教えている暇はない」
というのが農家さんの本音だよなぁと

 

先ほどの記事には
「稼ぎ方にはマナーがある」

 

とても僕の中で響きました

 

もちろんですが
すべての農家さんの稼ぎ方が悪い、研修生のことを何も考えていない
というわけではありません

 

そして
研修生側も農家さん側に積極的に要望したりすることなど
研修生側にも否がある場合があります

 

また
研修生雇用に補助金を出している国にも
しっかりとこの補助金が役に立っているか
意図通りの効果が出ているか
精査する必要があると思います

 

最近になって
多くの人が地方などで新規就農している
農業が成長産業だと注目されている

 

にもかかわらず
実際の現場では、研修生などの若い人材に対して
積極的な支援はまだまだ少ない

 

農家の減少・高齢化
で多くの若い人材が必要になっているにもかかわらず

 

“農業界は若い人材に冷たい”
のではないかと
僕は思いました

 

多くの豊かな自然が
代々守られてきた技術や農地
次世代へと
うまく受け継がれるように
願います

 

自分が変えていける力を身に着けます!

 

Kentaro Shirai

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*最近見た動画について
その動画は
“日本は世界のなかでとても若者に冷たい国”
というもの
そのなかで

 

国のお金の大半は医療費・年金に使われる
←高齢者に優しい政策
←高齢者が多くの政治家の票を支えているから
←若者は選挙にいかないから

 

一方、フランスでは
国民の90%ほどが選挙にいくそうです

ということが述べられていました

 

日本の農業界も高齢化になっているから
そして
若者がいないから
日本の多くの農家の意見は
ほぼご高齢の農家の意見
ということ

 

だから
国の進める農業の政策も
ご高齢の農家さんの意見を多く取り入れたものになるのではないかと

 

しっかりと国の農業政策について知っているわけではないので
不確定な部分が多いが

 

こういった観点からも
“日本は若者に冷たい国”

と言えるのかもしれない