福島・須賀川で得たもの その2
“本気で向き合うこと”そして“感動とは?”
そんなことについて、考えた福島県須賀川市の農家設楽さんの下での研修でした
3日間で設楽さんに設楽さんのネギを扱っている飲食店さんに連れて行ってもらいました
(以下に記します)
・カフェー ブリキイヌ
・肉と野菜の農家イタリアン Arigato
・居酒屋しのや 須賀川店
この4つのお店で感じたのは
「お店の方が本気で農家さん(設楽さん)、食材、お客さんに向き合っている」ということ
設楽さんのネギを扱うに伴って、飲食店さん側は設楽さんのネギに対する思いを聴き、そのネギを使って、設楽さんの名を傷つけないよう丹精込めて美味しいネギ料理、おもてなしでお客さんに喜んでもらう。
それは、お客さんがまた設楽さんのネギを食べたいという気持ちにさせ、またお店に来てもらうことに繋がる
そして、設楽さんのネギをそのお店で食べる
それは、お客さんのためにもなっていますが、お店の利益、設楽さんの利益に繋がります
そのサイクルが当たり前のことなのですが、凄かった!
そう、当たり前のことなのですが、それが難しい!!
まず、お互いのことを理解する共通理解すること、そのための相手に向き合う姿勢、意識、向き合うための時間をかける必要もある。
実際、面倒なことです(笑)
しかし、それが素晴らしいものを生み出しているのだと僕は思います。僕は、これらの飲食店さんでその素晴らしいものを頂き、心身ともに大満足しました!!
僕がここで痛感したのは、今まで会った方々に本気でもしくは丁寧に相手を気遣いながら、向き合っていたかどうかです
きちんと相手の話を聴き、受け止めて、消化して、自分なりにぶつけてみる
ちゃんと相手のことを理解しようと話を聴いていたか?正直不安です。
不快な思いをさせてしまった方に謝りたいです!すみません!
とても難しいのです、共通理解!!
飲食店さんだけでなく、公民館の方、Cool Agriの方、設楽さんと関わっている皆さんはとても熱い思いをお持ちの方ばかり
共通理解、僕なりに追求してみます(笑)
また、本気で生産者に向き合う飲食店さんが岩手にも増えたらよいなと思いました!
そんな飲食店で、
僕は“感動”をすることが出来ました
“感動”というものを理解した瞬間がありました
設楽さんが思っていること
「感動は与えるものではない、自発的なもので感動してもらえる環境を作ることしか出来ない」という考え方(あくまで個人的な考えであり、様々ある by 設楽さん)を聴いた後でした
肉と野菜の農家イタリアン Arigatoで僕に“岩手大学から...ようこそ福島へ”のサプライズプレートが出され、予期せぬおもてなしに、わざわざ作って頂いたスタッフのことが頭に浮かび、泣きそうになりました(笑)
ここで、“感動”してしまったんです(笑)
自発的でした!
そのあとのパスタ、デザートは何故か今でもわかりませんが
その食べ物に“本気で向き合い”
最高に美味しく感じました!
あまり好きじゃない生クリームも食べてしまいました!
一生の思い出になりました!
そう考えると、食べ物に本気で向き合うことが食べ物をより美味しく感じられる方法なのではないかと思いました
(自分の置かれた状況もありますが)
そんな経験をさせて頂いた、出会った方々に感謝の気持ちでいっぱいです!
ありがとうございました!!